特徴
5シーズン続いたニューバランスとの契約が終了し、新たに契約を結んだのはナイキ。
クラブ史上初となるNIKEのサードモデルは、ブラックとグレーの市松模様が特徴。
この柄、本拠地アンフィールドのKOPスタンドでサポーターが掲げるフラッグなどからインスピレーションを受けています。リバプールが頻繁に取り入れるデザインでもあります。
背面襟下に配置されたヒルズボロの悲劇を表す「96」のグラフィックは継続して採用されました。
シーズン途中から左袖に新スポンサー「Expedia(オンライン旅行通販会社)」を掲出されました。
尚、このサードモデルからインスパイアを受けたナイキのスニーカーも発売になりました。ベースは、「エアマックス95」。ただし、リバプールのロゴは入りませんでした。
ナイキと契約するエリートクラブは、毎シーズン同じコンセプトのサードモデルを発表しますが、2020-21シーズンは、「スニーカー」が共通コンセプトでした。
このシーズンは、選手の着用はありませんでしたが、「リバプール×air max」モデルの特別ユニフォームも発売になりました。
マーキング
前のシーズンにリーグ制覇を果たしたため、袖にはゴールドのプレミアリーグチャンピオンパッチを付けました。開幕当初は両袖に付けましたが、シーズン途中からは左袖に「エクスペディア」のスポンサーロゴが入ったため、右袖のみになりました。
背番号は、プレミアリーグ共通フォントを使用。ネームはストレート型。
2020-21シーズンよりプレミアリーグの全クラブ共通でリーグパッチ下に「No Room For Racism(人種差別の余地はない)」パッチを新たに付けました。社会問題になっている人種差別に対し、プレミアリーグの立場を示す形となりました。
UEFAチャンピオンズリーグでは、右袖にCLチャンピオンパッチ。左袖に6度の欧州制覇の証であるビッグイヤーパッチ「6」、その下にREPECTパッチが付きます。
背番号のフォントは、プレミアリーグとは異なり、リバプールのオリジナルフォントを使用。サプライヤーが変わってもマークは継続されました。
このフォントは、FAカップなどのカップ戦時にも使用しました。
尚、CLでは背番号の下に「RIGHT TO PLAY」のロゴが入りました。これは、戦争、貧困、病気の影響を克服するために、遊びを通じて脆弱な子供たちに力を与えることを使命とする国際的な非営利団体のロゴだそうです。
また、2019年に行われたFIFAクラブワールドカップに優勝したため、2021年12月までクラブW杯のチャンピオンパッチを付けることができるようになりました。ただし、当時のプレミアリーグの規定により、リーグ戦での使用は認められずCL出場時やFAカップ出場時のみのパッチの使用になりました。
データ
順位 | プレミアリーグ:3位(38試合20勝9分9敗:勝ち点69) UEFAチャンピオンズリーグ:ベスト8 FAカップ:4回戦敗退 |
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監督 | ユルゲン・クロップ |
サプライヤー | NIKE|ナイキ |
スポンサー | 胸:Standard Chartered(銀行) 左袖:Expedia(オンライン旅行通販会社) |
主な選手
アリソン、フィルジル・ファン・ダイク、ロバートソン、アレクサンダー=アーノルド、ヘンダーソン、ジョッタ、フィルミーノ、マネ、サラー、チアゴ
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