リバプール 19-20 ホーム ユニフォーム

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特徴

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リバプールファンにとって特別なユニフォームの一つに数えられるだろう一枚がこの2019-20ホームモデル。
このシーズン、悲願のプレミアリーグ制覇を達成。5シーズン続いたニューバランス(子会社であるウォーリアーとの契約も含めると8シーズン)とのキットサプライヤー契約も2019-20で終了。見事、有終の美を飾りました。
尚、このシーズンの後半戦に日本代表の南野拓実が加入。大きな話題となりました。

基本デザインは、当時のニューバランスのテンプレートを採用。袖から肩にかけての切替パターンが特徴です。
このモデルは、1970年代から1980年代のリバプールの黄金時代を築いた名将「ボブ・ペイズリー」の生誕100年を記念したユニフォームにもなっており首裏には直筆サインプリントが入りました。

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ユニフォームの特徴でもある白のピンストライプは、1980年代前半ペイズリーが率いたころのデザインからインスパイアされたもの。メーカーロゴ、クラブエンブレムのゴールドもこの頃のカラーリングを踏襲しています。

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試合によっては、通常のスタンダードチャータード銀行のスポンサーとは異なる、「futuremakers」というパターンもありました。これは、同行の持続可能な社会と経済の実現を目指すプログラムのようです。

マーキング

右袖にはプレミアリーグパッチ。左袖にはウエスタンユニオンのスポンサーロゴが入ります。
背番号は、プレミアリーグ共通フォントを使用。ネームはストレート型。

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UEFAチャンピオンズリーグでは、右袖にCLチャンピオンパッチ。左袖に6度の欧州制覇の証であるビッグイヤーパッチ「6」、その下にREPECTパッチが付きます。前のシーズンのCLに優勝したため、このシーズンからビッグイヤーパッチの数字が変更になりました。
背番号のフォントは、プレミアリーグとは異なり、リバプールのオリジナルフォントを使用。前シーズンからの継続です。背番号の中にクラブエンブレムも入ります。
このフォントは、FAカップなどのカップ戦時にも使用しました。

尚、CLでは背番号の下に「RIGHT TO PLAY」のロゴが入りました。これは、戦争、貧困、病気の影響を克服するために、遊びを通じて脆弱な子供たちに力を与えることを使命とする国際的な非営利団体のロゴだそうです。

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また、2019年に行われたFIFAクラブワールドカップに優勝したため、2020年1月からクラブW杯のチャンピオンパッチを付けることができるようになりました。ただし、当時のプレミアリーグの規定により、リーグ戦での使用は認められずCL出場時やFAカップ出場時のみのパッチの使用になりました。

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確か特別な許可を取って、プレミアリーグでも1試合のみCWCチャンピオンパッチを付けて試合をしたと思います。

データ

順位 プレミアリーグ:優勝(38試合33勝3分3敗:勝ち点99)
UEFAチャンピオンズリーグ:ベスト16
FAカップ:5回戦敗退
FIFAクラブワールドカップ:優勝
監督 ユルゲン・クロップ
サプライヤー New Balance|ニューバランス
スポンサー 胸:Standard Chartered(銀行)
左袖:Western Union(送金サービス)

主な選手

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アリソン、フィルジル・ファン・ダイク、ロバートソン、アレクサンダー=アーノルド、ヘンダーソン、ララーナ、チェンバレン、フィルミーノ、マネ、サラー、南野拓実

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この記事を書いた人

90年代前半、海外土産でもらったオランダ代表ユニフォームに魅了され、ユニフォームの世界にドップリはまりました。サッカー業界にも長年従事。
記憶で書いていることも多いので、間違いがあればコメント欄でご指摘ください。

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