特徴
アーセナル史上、最も売れたであろうこのユニフォーム。
1913年から本拠地にしていたハイバリー・スタジアムのラストシーズンということで、この特別なユニフォームがリリースされました。
着目すべきは、このカラーリング。アーセナルと言えば、赤のボディに白の袖が定番ですが、ハイバリーラストモデルは、特別なダークレッドを採用。このカラーは、初めてハイバリー・スタジアムで試合をした時の色だそうです。
2000年代前半、イギリス旅行に行った際、ハイバリー・スタジアムにも足を運びました。その日は試合が無い日の昼間だったのですが、閑静な住宅街の中にスタジアムがあり、驚きました。
因みに、現行の定番デザインを考えたのは、1925年に監督に就任したハーバート・チャップマン。アイディアマンとしても有名なチャップマンは、選手を識別しやすいように背番号も導入したとか。
胸のエンブレムの上には「HIGHBURY」、下には「1913-2006」の文字が刺繍で入る特別仕様でした。
また、クラブの象徴的な存在だったデニス・ベルカンプの現役ラストモデルということもあり、人気を博しました。
マーキング
他リーグではリーグパッチを右袖のみに付けますが、プレミアリーグは両袖に付けます。
背番号は、プレミアリーグ共通フォントを使用。ネームはアーチ型。特別な濃い目のゴールドを使用していました。
ニューカッスルもゴールドを使用していましたが、アーセナルに比べて薄目でした。
チャンピオンズリーグでは、右袖のみにスターボールパッチが付きます。背番号のフォントは、プレミアリーグとは異なり、ゴールド1色のナイキの共通フォントです。
CL仕様のマークには、クラブエンブレムが入らなかったため、カットマークで対応してくれる小売店もありました。
データ
順位 | プレミアリーグ:4位(38試合20勝7分11敗:勝ち点67) UEFAチャンピオンズリーグ:準優勝 FAカップ:4回戦敗退 |
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監督 | アーセン・ベンゲル |
サプライヤー | NIKE|ナイキ |
スポンサー | O2(携帯電話会社) |
主な選手
ベルカンプ、アンリ、ファン・ペルシー、アデバヨール、リュングベリ、セスク・ファブレガス、ピレス、レーマン
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