特徴
1899年にクラブが創設されたACミラン。その100周年を記念して作られたのが、レトロ感満載のこのモデル。
2003年には、一部の限定店で復刻版まで出た超人気モデルです。
筆者は、復刻版を原宿のKAMOショップで購入。メルカリを始めた当初、軽い気持ちで8,000円くらいの値段で出したところ一瞬で売れてしまい、この上なく悔やみました。結構、着用して状態も良いわけではなかったのですが。。人気の高さが伺い知れますね。
注目すべきポイントは、ストライプの細さとセント・ジョージクロスのエンブレム。
このユニフォームはクラブ設立当初のユニフォームを現代風にアレンジしたデザインになっています。
レトロな襟、ボタンダウン、ゆったり目のシルエット。素晴らしい一枚ですね。
左胸のエンブレムは、ミラノ市の紋章にもある聖ジョージクロスから引用。この十字は11世紀末に聖地エルサレムを奪回するために結成された十字軍に由来するそうです。第一回の遠征時にエルサレムの城壁を最初に登り、十字架を立てたのがミラノの出身者で、その行為を称えた当時ミラノの支配者ヴィスコンティ家が、自らの紋章に赤十字を刻みました。
本田圭佑が所属していた2014-15シーズン、2015-16シーズンのユニフォームにもこのエンブレムは復活しています。
マーキング
左袖には、前のシーズン(1998⁻99シーズン)のリーグ優勝の証、スクデットワッペン。右袖はセリエAパッチが付けられています(チャンピオンズリーグ出場時はスターボールパッチ)。
背番号は、白地に黒の縁。現在のようにリーグ共通フォントではなく、エンブレムも描かれていません。
データ
順位 | セリエA:3位(34試合16勝13分5敗:勝ち点61) UEFAチャンピオンズリーグ:1次リーグ敗退 コパ・イタリア:準々決勝敗退 |
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監督 | アルベルト・ザッケローニ |
サプライヤー | adidas|アディダス |
スポンサー | OPEL(自動車メーカー) |
主な選手
シェフチェンコ、ビアホフ、ボバン、レオナルド、アルベルティーニ、ヘルベグ、マルディーニ、コスタクルタ
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