特徴
ミラン史上初、ホームモデルに白襟を採用したユニフォーム。
全体的に黒が多い前年度モデルに対し、真ん中のストライプを赤にし、白襟を付けることで明るい印象に変わりました。
本モデルは、ミランの“バンディエラ”パウロ・マルディーニの引退記念モデルとしても有名です。
引退したのは2008-09シーズン中でしたが、最終戦にこのモデルを着用。右胸には特別のワッペンも付きました。
マルディーニの背番号「3」は、長きに渡りロッソネロを支えた功績により永久欠番となりました。
ただし、この3番は彼の息子たちがミランのトップチームに上がった際は、引き継ぐことができるという条件付き。
チェーザレ、パウロと2代に渡り、ミランのキャプテンを務めたマルディーニ家ならではの粋なルールです。
ACミランには、もう一つ永久欠番があります。
ミラン黄金時代を築いた際のキャプテン、フランコ・バレージが付けた「6」番がそれにあたります。
このシーズン、チャンピオンズリーグのレアルマドリード戦限定のユニフォームも登場しました。
これは、当時?UEFAの規定では両チームが同じスポンサーを着用することが認められなかったため(レアルマドリードも同じ「bwin」だった)、発生。アウェイ側のミランは「bwin」から「win.com」に切り替えたユニフォームを着用しました。
マーキング
右袖には、セリエAパッチ。左袖には、7回の欧州制覇の証ビッグイヤーパッチ「7」が入りました。
UEFAチャンピオンズリーグ出場時は、右袖にスターボールパッチ、左袖のビッグイヤーパッチ「7」の下にリスペクトパッチが付きます。
背番号は、このシーズンから新しいフォントに変更。国内リーグ、CLで同じものを使用しました。
このシーズン、国内ではCL仕様の長袖ユニフォームが販売されました。初めからスターボール、ビッグイヤーパッチが付いたファンには嬉しい仕様でした。
ミランは、なぜかセリエA出場時にも左袖にビッグイヤーパッチを付けます。レアルマドリードやバイエルンなど他にビッグイヤーを付ける権利のあるクラブは、CL出場の時以外は付けません。
データ
順位 | セリエA:3位(34試合20勝10分8敗:勝ち点70) UEFAチャンピオンズリーグ:ベスト16 コパ・イタリア:ベスト8 |
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監督 | レオナルド |
サプライヤー | adidas|アディダス |
スポンサー | bwin(ブックメーカー) |
主な選手
ジーダ、ネスタ、ザンブロッタ、チアゴ・シウバ、ガットゥーゾ、セードルフ、ピルロ、ベッカム、パト、フィリッポ・インザーギ、フンテラール、ロナウジーニョ
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