特徴
Lotto(ロット)との契約を3シーズンで終え、ユーベが新たに選んだサプライヤーはNIKE。12シーズンという長期に渡る契約の初代モデルがこのホームユニフォームです。
伝統の黒白ストライプが途中で切れているのが特徴で、脇下部分やシャツの下の部分がメッシュ素材になっています。
この切替パターンは、このシーズンのナイキユニフォームのテンプレート。
切替パターンは斬新ですが、それ以外はストライプが細目で全体的にはクラシカルな一枚となっています。
このシーズンは、セリエAとUEFAチャンピオンズリーグ(以下CL)で仕様が異なるユニフォームを着用しました。
先ず、胸スポンサーが異なります。セリエAでは「FASTWEB」に対し、CLでは「TAMOIL」を掲出。
そして、スクデットパッチの位置も変わります。セリエAでは胸中央、CLでは左胸に移動し、ナイキのスウッシュロゴを覆い隠しています。
なぜナイキロゴをスクデットパッチで隠したかというと、当時の中東情勢が問題だと言われています。
アメリカ企業の「NIKE」がリビア企業の「TAMOIL」と一緒に掲出されるのを拒否したとか。
マーキング
前年度にセリエAで優勝したため胸にはスクデットパッチが付きました。前述した通り、セリエAとCLでは位置は異なります。また、右袖にはセリエAパッチが付きます。
背番号は、新たにデザインされたユベントスのオリジナルフォント。イエローカラーを初めて採用し、これ以降も4シーズン連続でこのカラーの背番号を付けました。
CLでもセリエAと同じフォントを使用しました。ただし、背番号の下には黒の四角い枠が付きます。
これはUEFAの規定によるもので、ストライプの上には背番号を入れることができません。
※セリエAとUEFAではユニフォームのレギュレーションが異なります。
CLでは右袖にスターボールパッチが入ります。
UEFAのレギュレーションをクリアするために、最近のユニフォームは初めから背中を1色にしたり、ストライプを途中で切ったりしているものが増えています。
データ
順位 | セリエA:3位(34試合21勝6分7敗:勝ち点69) UEFAチャンピオンズリーグ:ベスト16 コパ・イタリア:準優勝 |
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監督 | マルチェロ・リッピ |
サプライヤー | NIKE|ナイキ |
スポンサー | FASTWEB(電気通信会社):セリエA TAMOIL(石油会社):CL |
主な選手
デル・ピエロ、トレゼゲ、ネドベド、タッキナルディ、カモラネージ、ザンブロッタ、テュラム、ブッフォン
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